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2013年 04月 17日

洞山城跡でsanpoストーブ


肋骨が折れてしまって、仕事ができない。


朝から酒を喰らっててもつまらないので、珈琲道具を携えて近所の古い山城跡にあそぶ。


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(おっと! Primusの袋に入れてきてしまった。まさにひつじの皮を被った狼)


少しだけカブを走らせて、女鳥羽川の畔に立つ。この流れはやがて、松本の城下町にせせらぎの優しい音を響かせる。

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ここは、初夏の夜に蛍舞う美しい流れだ。山女魚も棲む。



橋のたもとのお宮の境内から、洞山城(早落城)へ登って行く小径がある。

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空堀が切られた松林の尾根を歩く。


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やがて狭いピーク。ここが一ノ郭だとか。こんな狭いところに籠って戦? それとも物見程度の役割なのか。




どこかで湯沸かしを、と思うが風が強い。アルコールストーブの炎が山火事を引き起こすようではいけない。

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松の木の陰に、BBQ台のようなものを見つけた。


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この日はさんぽ師匠のカーボンフェルト式アルコールストーブ。スタンドとスクリーン(風防)は自作品を用いた。

(おっと! せっかくのストーブ燃焼風景が写っていない! すみません)



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蒸らし中。アロマが立ち昇ってくる。


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眼下に、僕の住むまちも眺められる。




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珈琲セットはこんな感じ。あえてドリップ式としたため、マグとポットを組み合わせている。ポットはMLVのチタン550ml。


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1オンスのアルコール、1杯分の珈琲粉を含めて、264.0グラム。
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by yabukogi | 2013-04-17 07:42 | ぶらぶらと歩くこと
2012年 11月 18日

トランギア、ゴトクその後

自作の「ストームクッカーもどき」のゴトクが、最適化を終えて満足できる感じになったのでご報告。

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以前に、トランギアのアルコールストーブ用の風防+五徳を、ストームクッカーもどきの構造で自作した。その際、ナベをホールドするゴトクが暫定仕様であった。アルミの薄板を適当に曲げてナベを乗せていただけなのだ。アルミ板なので熱による劣化が予想され、数回調理を行うと文字通り崩壊の運命を辿る。そこでこのゴトク部分を、スティール、できればステンレスで置き換えられないかあれこれと試作を重ねる。形状、サイズ、あるいは材質にくわえ加工の難易度も検討、結果的には今回の仕様で最適化が叶った。備忘録程度だが整理しておく。





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最終バージョンはこれ。高さ違いの2種類で、304ステンレスの0.4ミリ厚の細板から作成(左奥)、0.8ミリ厚の鉄製(右手前)。元材料は金属加工スクラップだが、ホムセンにある材料でも可能だろう。



2種類あるのは、理由がある。

風防よりも径が大きいナベを使用する場合と、小さいナベを使用する場合で両バージョンが必要になったのだ。僕の場合、野外調理に使用するナベをチョイスする場合、外径120〜130の大きなナベ(ミニトランギア、エヴァニュのチタン/セラミック2など)と、外径95のMLV550ポットのどちらかになることが多い。大きなナベではラーメン(最近はもっぱらマルちゃんの『正麺 豚骨味』)かうどん。小さなナベでは湯沸かししてFDスープやミニパスタ。となると風防も両バージョンを作成してやれば良いのだが、この手間を惜しんでゴトクで使い分けることにした。


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たとえば写真のケトルなど、風防よりも大きな鍋を乗せる場合、ナベ底が高い方を使用する。5ミリから7ミリ程度すき間を空けて、燃焼ガスの出口を作ってやるのだ。出口が広すぎると風の吹き込みに負けてしまい、炎が煽られてしまう。


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一方、SUS304のものは、風防上縁のツラから約3ミリ低い位置にナベ底を保持する仕様。MLVの550mlポットに合わせてある。ポットの外径が94ミリ、一方の風防の開口径が110ミリなので、ポット底を下げてやらないと風の影響を強く受けてしまうからだ。


ずっと昔、自動車マフラーF社の設計技術者に聞いた話。エンジンから出てくるエグゾースト(排気ガス)をどんな形状のパイプで取り回しキャタライザ/サイレンサに送るか、出口をどうするか、えらく悩むそうだ。ヌケが良すぎるとパワーもヌケるし、悪くてもピークが取れない、このバランスこそがエンジニアの仕事領域なのだとか。同じことで、アルコールストーブの燃焼も、吸気と排気の微妙なバランスに妙があるのだろう。僕にはとても極められないが、屋外の「風」という定数化できない条件下で湯沸かし、炊飯、ラーメン、うどんと燃焼実験を重ねるしかないのだろう。



ゴトクは3個あれば仕事をしてくれる。が、僕のような粗忽者(まぬけなおっちょこちょい)はこれを紛失して困ることもあるだろう。なので常時4〜5個を携行している。携行と言ってもトランギアのストーブの中が定位置。予備の分は放り込んだままアルコール漬けだ。
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こんな自作遊びを楽しませてくれる空間。

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火の取り扱いには、十分ご注意を。僕は消火器を置いている。
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by yabukogi | 2012-11-18 02:37 | 山の道具のこと
2012年 09月 02日

さらば夏の輝きよ。

裏の田んぼの片隅で、花火だ。


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この夏、9歳になった少年は、山に、人工壁に、川にも遊んだ。北アの稜線には連れて行ってもらえなかったが、手応えのようなものを何か掴めただろうか?


チャッカマンがガス切れだった。

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火種にトランギアのアルコールストーブ。ストームクッカーと同じような構造の風防を試作してみたのだが、これに火力調節蓋を載せて「とろ火」にしてある。


遠雷を聞きながら、やがて花火が終わった。




すぐ近くにある柳の大木の様子を窺ってみた。
ここには、7月の中頃からおびただしい数のカブトムシやカナブンたちが、樹液を求めて集まってくるのだ。
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カブトムシの姿はもう無かった。群れていたカナブンもクワガタも。でもコクワガタだろう、独りさびしく樹液を吸っていた野郎がLEDの灯りに驚いたようだ。

 おい、嫁さんは見つかったかい?



虫たちの季節も、終わりを告げる。さらば、夏の輝きよ。
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by yabukogi | 2012-09-02 08:06 | 書くまでもないこと
2012年 01月 10日

めしトラセット2012

屋外でうどんを作って食する、というシンプルなことを愉しんでいる。


僕はこの冬の初めから、うどんの道を、しずかに、そしてひたむきに歩いている。うどんの道、とはきちんとした定義がある。屋外に出て、それもできるだけ標高の高い所へ出かける。ハイキングでもクライミングでもいい。そして稜線とかテラスとか雪洞とかにケツを据え、ミニトランギアで美味しいうどんを作って食する、というものだ。ここでBLACKLITEでもよくね? とか、そういう突っ込みは無しだ。とりあえずミニトラと決まっているのだから。


トランギアのアルコールストーブを持ち出すとき、風防をどうしよう? ゴトクをどうしよう? と悩みは尽きず、また多くの先人たちがその答えを与えてくれている。突き詰めればストームクッカーが最終解なのだろうけれど、あの大きさを装備に加える勇気が、僕にはない。これについては、大先輩が【ロッキーカップ】という答えをくれた。


うむ。これか。
しかし、チタンに穴開けすることを想像しただけで、鬱になる。そこで、僕はこうすることに決めた。


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左が燃料と小物のポーチ(100均)、右がクッカーとストーブ。収納袋は、GSIケトルのモノがちょうど良く転用している。


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お、いろいろ出てきたぞ。


左の、針金状の脚がベース。トランギアの点火はイムコのヒットに限る。オピネルの#6炭素鋼は山へは常に。MSRのハンドル。アルコール燃料は大洋製薬エタノール5%ブレンドを100均の化粧水入れに。チューと出せるのが良いのだ。

右はミニトラの鍋にネスティングボウル(マグ)と風防、ストーブ本体は薄いシリコンシートに包んで。右奥のシリコンマットは雪の上で沈み込まぬように。手前はマグの蓋とミニトラのパン、サジ類。


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針金のベースを組み立て、風防を載せる。これはエバニューの古いアルミコッヘルを加工したもの。このアルミコッヘルを選んだ理由は、GSIのネスティングボウルにぴったりと、径も高さもちょうど良く収まるため。ここへ...


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ストーブをインサート、ではなくインストール。パチンとはまってしっかり固定される。さらにアルミ板を曲げて作ったゴトクをセット。


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このゴトクは、まだ最適化を終えていない。できればハガネから作りたいのだが、この作業がヘビーで中断している。現ver.はやがて劣化してしまうだろうが、しばらくはこれで。

【追記】
後日、このゴトク部分を大幅に改良、完全に満足できる仕様とした。詳細はこちらに


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ここにミニトラの鍋を載せると、こうなる。すき間が7ミリ。これ以上でもこれ以下でも、風の影響をモロに受けたり酸欠になったりと、難しいものだ。理想を言えば、鍋の外側に、また鍋底よりも高い位置まで風防があるべきなのだが、「ミニトラの制約」という枠内で考えているため致し方ない。これが、僕の『めしトラセット2012』。


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火力調節も可能。炊飯でとろ火にしたい時、水炊きをゆっくり味わうとき、これで大丈夫。

目論見としては、安定感が欲しかったのだ。うどんの調理では、鍋を揺するようなこともある。置きっぱなしではない。今回の構成というか、一応はこれをシステムと捉えると、物理的な安定感はすこぶるよろしい。ミニトラのパンでオムレツを作ってみたが、五徳の上でパンを踊らせるような動作でも問題は感じられなかった。

重量は、
ミニトラ鍋+同パン+ネスティングのマグ、
風防+ストーブ本体+アルミハンドル、
金串ベース+ゴトク、ここまでで453.7g。
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ライターやカトラリ、燃料は別。トランギアTR-B25を含んでいる上に鍋・風防もアルミだから、このくらいにはなってしまう。




1月9日17時、気温4度で400ccの水を沸かしてみた。水温は、薄氷が張っている1度以下。標高640mぐらい、風のある屋外。ストーブ点火から3分ほど待って、鍋を載せる。鍋はもちろんミニトラ。蓋は載せるだけ。6分55秒で蓋がごとごと踊りだし、沸騰していた。水温を考えればまあまあか。






それではお約束のを。

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天ぷらは現地調理ではなく、前日のもの。不味くはなかったが、やはり揚げたてのカリカリが失われていて、少し泣きたくなった。それにピンぼけ。
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by yabukogi | 2012-01-10 13:12 | 山の道具のこと
2011年 03月 11日

珈琲抽出装置試作

外で珈琲を愉しみたい。しかし満足できるドリッパーがなかった。


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これは試作品。ネーミングも、まだだ。



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上部構造は飲料のアルミ缶を使用。500ml缶を2本分。ビアや酎ハイをあまり飲まない僕には、これがきつかった。フィルター型にカットしてキッチン用のアルミテープで接合。缶ならではのロール状のクセが、ドリッパーに最適な形状を保持してくれる。
下部構造はポリプロビレン製、まな板シートをカットしてテープでつないだもの。このかたちが、上部構造の変形ロートを無理なく支えるのだが、もっとシンプルにできないものだろうか...。

> うすうすコンパクト!
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by yabukogi | 2011-03-11 13:47 | 山の道具のこと
2011年 02月 14日

スタンド改造のこと

アルコールストーブで、まだ遊んでいる。


550mlのチタンポットにすっきり収めたくてあれこれ弄り回していたら、ポットとマグの間にできる、未利用スペースが気になって仕方がない。ここをうまく使えないものか?


答えはスタンド(五徳)にあるとみた。それではこのスペースに収まるスタンドを作ろう。前回のやつから大幅改造。


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ストーブは、前回に触れたスチール缶の底30ミリぐらいをカットしただけのもの。この内側にアルミメッシュとアルミ板を巻いてある。この構造を選んだ理由は、放置民のいのうえさんが【俺流・ミニマムサイズクッカーセット】として紹介されていた記事の中にヒントを得た。ここではT's StoveさんのSIDE-Bが使用されており、燃料ボトルがSIDE-Bにすっぽり収められている。ははあ、こうすればコンパクトに収まる訳である。

上の写真では赤い缶のストーブがアルミ容器に載せられているが、これはただの補助台。ストーブを直置きして地面に熱を与えない、あるいはストーブを冷やさないための応急処置。このへんの、ストーブ本体を保持する仕組みとかが、まだ途上なのだ。



スタンドは「ワイヤーコング」とでも名付けようか...
奇妙な格好だが、ナベに500ml程度の重量では安定感にも問題なさそうである。開閉具合を調節すると、エバニューやSPの300mlマグも載せられる。後述するが、飯を喰っている間に、珈琲用の湯をマグでも沸かせるのだ。


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ポットの中はこうなっている。当初無駄なっていたスペースに、スタンドとCarbon Feltが詰められている。このCarbon Felt、ネコの手も借りたいお師匠から、以前にいただいたものだ。うん、めいっぱい押し込んだ感があって、ようやくすっきりした。



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中身を全部引っ張りだす。高さ81ミリ、外径103ミリの中に、ごっちゃりではある。

食事のイメージとしては、マカロニや麺を茹でて粉末スープで仕立て味わい、珈琲も愉しもうという感じの軽食。別にバゲットやパン、おにぎりを加えたらボリュームランチにもなるだろう。飯が先か珈琲が先か、好みもあろうが僕は前後だ。先にポットで湯を沸かし、インスタント珈琲一杯分の湯をもらう。これを飲んでる間にパスタを煮込む。食後の珈琲の湯は、マグで直接あたためてもいい。

なんだかややこしい? ポットは湯沸かしに限定してドライフーズのみの献立もずいぶん試してみたのだが、やはり麺モノは短時間でも茹でた方に部がある。食感が違うのだ。あえて付け加えれば、食後にポットを拭い清める手間を面倒と思わぬだけの美味いランチを工夫したい、というところか。





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珈琲でも楽しんでこようと、支度して外に出る。雪を盛り水を100ccほど加え、燃焼開始。



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10分近くかかったが、湯が沸き始めた。



ドリップ式一杯だての珈琲セットの封を切ってから気がついた。
雪の上に鳥の糞が多い。里山だから、そんなこともあるだろう。

...んが、ささ、さ、猿の糞まである。



飲めないよ俺。
森の土に雪に、無造作に湯を捨てこぼす訳にも行かない。
冷めるまで待ったら、ケツが冷えきってしまった。

ちくしょう、猿め。
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by yabukogi | 2011-02-14 11:35 | 山の道具のこと
2011年 02月 01日

ミニマムめし道具

家に居場所がない。

だからわずかでも時間ができれば外に逃げる。それが小一時間の息抜きでも、僕にとっては獄舎を後にシャバに出るような気分なのだ。出かけた先、それは裏の丘や果樹園の陽だまりや墓地の片隅なのだけれど、そこでささやかなランチを、カフェを愉しむ。コンパクトでそこそこライトな道具を携えて。

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ふだん使いのポットが何となくDUGの【POT-I】ばかりだ。そろそろ違うポットを持ち出そう。よし、バガブンドさんのところの【MLV Ti-550 CookPot】だ。いつもなで回しては頬ずりするばかり、これからは山道具らしく外に連れ出すのだ。


500mlの湯沸かしは、これで問題ない。ではカフェ用のマグを選ぼう。家で酒を飲む専用のエバニューのマグ300があるからこれをチョイス。ポットの中に納めると高さもちょうど良い。隙間があるから、ここに風防を巻込もう。僕は【金麦スクリーン】と呼んでいる。


さて。300mlマグの中にストーブ、スタンド(ゴトク)、燃料を納めなければならん。手持ちの物ではどうしても納まらないから、少し工夫しみてる。




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左上からMLVの550mlポット、金麦スクリーン、燃料ボトル(後述)、左下から300mlマグ、自作スタンド、赤いトマトジュース缶がストーブ本体、その上の灰皿みたいなキャット缶はストーブの補助台。

<一部加筆>
自作アルコールストーブに関しては、以前からあれこれ、加圧式とか開放式とか鼻息Z号とか、メタルキャンドルとかいろいろと空き缶中心に試行錯誤を繰り返して来た。しかしぜんぶ挫折。そう、どれもうまくいかないのだ。そこでもう開き直って、スチール缶の底部を「皿」のように使用し、カーボンフェルトを詰めたりもせず、この皿でちろちろ燃やすことにした。しかしこのままじゃ燃焼が不安定だから、内壁にぐるりとアルミ板を巡らせて、毛細管現象で壁面を上がってくるアルコールを同時に加熱する仕組みを採用。ただ、アルミ板が壁面に密着してしまうとマイクロ爆発がぽんぽん起きて、燃料をぼしゅっぼしゅっと噴射まき散らしてしまう。これはよろしくないので、薄いシート状の部材を挟んである。シート状の部材には、カーボンフェルトやスチールウールも試したが、極薄うすうすのアルミメッシュが最高、もっとも安定した炎を上げてくれる。




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キャット缶だが、これはスタンドの形状設計が駄目なため、スタンドだけでストーブを保持できない。これを解決するため「にゃん太のおねだり・しらすとチキン」か何かの容器を転用している。キャット缶には薄い磁石を貼り付けてあり、スチール製のストーブをしっかりとハグしている。灼熱の抱擁なのだ。




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結果的にストーブの形状が「ただの皿」的になったため、この中に燃料ボトルがすっぽり入る。当初はナルゲンの広口60mlを考えていたが、高さがありすぎてポットの蓋が閉まらない。ホムセンを覗くと溶剤のボトルがあったのでこれを使用。が、これは材質が「ポリエチレン」とある。もしかしたらアルコール燃料への耐性に欠けるかも知れない。




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スタンドと金麦スクリーンは、550ポットに最適化してある。燃焼状態ではスクリーンがすっぽり覆い、多少の風は遮ってくれるだろう。




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ドライヤーの風を当てて見ると、下から吹き込んだ風がチムニー状態を引き起してくれた。500mlの水道水を05分50秒台で沸騰させている。なお室温は14度、僕が暴飲暴食にまみれつくすあのキッチンである。



まだまだ改良改善の余地多数。とくにスタンドに使用するべき蝶ネジが、寸法の問題でただの六画ナットに置き換えられている。薄型の蝶ネジ的なものはないだろうか...。金麦スクリーンも、炎に炙られると異臭を発する。塗装が焼けるのだ。チタンフォイルを購入しなければ...。燃料ボトルのことは上にも書いた。劣化腐食が起きないか、観察中である。



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重量は、燃料を含まずに212g。僕のスキルではこれ以上の軽量化は難しそうだけれど、プラス燃料と水、粉末スープやプレーンクラッカー、あるいはバゲットなどを加えればランチが叶う。

収納だが、きっちりぴったりハマり込んだような気がしていたが、こうして見るとすかすかである。粉末スープ、珈琲やチャイのスティック、ライターなどが収納できた。これはこれで佳しとしよう。



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携行時はフタを逆さまに。



【追記:2011/02/15】
■ゴトクのこと
ゴトクがこれでは、いまひとつ満たされない。そこであれこれ、主にゴトクの形状を大幅に見直した結果、全く違うゴトク=スタンドをこしらえた。くわしくはこちら



【追記:2011/02/15 02/25】
アルコール容器に使用しているポリエチレン製溶剤ボトルについて。同じものを2個用意して、ひとつは放置観察、もうひとつは携行使用している。放置している方はさかさまにして、キャンプ部分が常時アルコールに接触するようにしておいた。ひと月近くが過ぎた現在、肉眼で観察できる変化は見られないようなので、僕個人としてはよしとする。
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by yabukogi | 2011-02-01 14:24 | 山の道具のこと
2009年 12月 20日

続 からし台・わさび台

SBのスパイス缶をアルコールストーブに仕立てて遊んでいる。この可愛いスパイス缶、ただのコミックストーブじゃなくて、ちゃんと雪の中でも湯を沸かせる立派な道具である。加えて、【新・放置民が行く】のいのうえさんからご教授いただいたステンレス五徳、この組合わせに惚れ込んでいるのだ。


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ついにカレー缶も、登場。湯を沸かすだけなのに、なぜか無性にカレーを食したくなること、うけあい。

そして続きが...
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by yabukogi | 2009-12-20 14:49 | 山の道具のこと
2009年 12月 07日

からし台・わさび台

【放置台】というゴトクがある。ゴトクとは、この場合、野山において珈琲や飯のための湯沸かしを行う際、アルコールストーブの上の一定の位置にナベ等のポジションコントロールを行うための金属製の装置である。詳しくは御本家の記事に譲るとして、これが素晴らしくよく考えられている。遊び心もたっぷりで、愛着も湧くといういい道具である。僕の場合は、正しくは【放置台】ではなく違うものなのだが、ひとつふたつ作ってみたら、たまらなく愛おしい。僕は道具への偏愛が薄いのだが、これには惚れ惚れするのだ。


だって、ほら。


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で、続きが...
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by yabukogi | 2009-12-07 12:12 | 山の道具のこと
2009年 11月 29日

もえろ、スパイシー

我らが【純情幕営団】の幕営部長、ことkimatsuさんは、SBのわさび缶にCF(カーボンフェルト)を仕込んで、アルコールストーブ【CF Wasabi Spirit Burning Stove】として愛用しておられる。


この小さなストーブ、SideBよりは大振りで、素材もスチールだから極限に軽いということはない。しかし愛嬌があるのだ。ご想像いただきたい。ハイクの日、尾根を歩いて展望の良いピークに着く。さあ、ランチだ。ごそごそ、銘々が食い物や火器を取り出す...。


もし、あなたの仲間の誰かが、ザックから「ころん...」とS&Bのわさび缶を出してきた瞬間、あなたはこれを火器だと思うだろうか? さらに、アルコールを注いで火を点けて湯を沸かすなんて、想像できるだろうか? そう、これを目にした誰もの顔がほころぶような、魔法のようなストーブなのだ。


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▲これは部長のオリジナルではなく、僕の類似品

で、続きが...
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by yabukogi | 2009-11-29 15:24 | 山の道具のこと