人気ブログランキング | 話題のタグを見る

その男、薮の彼方に消ゆ

imalp.exblog.jp
ブログトップ
2009年 08月 12日

天狗岩 09/08/12

【過去の山あるきを記載】

お盆明けに槍ヶ岳に行こうと準備していて、内臓脂肪が邪魔にならないか検証しておきたかった。そこで、08年8月12日に天狗岩をピストンすることに。


VAAMのゼリーを飲んで出かけたら、汗も凄かったが脂肪も燃えたようだ。以来、VAAMを愛用するようになったことは、ひみつだ。


天狗岩 09/08/12_c0220374_14432523.jpg




標高1,700mぐらいの尾根に、立派なダケカンバがある。

天狗岩 09/08/12_c0220374_14454625.jpg


この標高でこの樹に会えるのも、天狗岩の魅力のひとつかもしれない。

# by yabukogi | 2009-08-12 20:00 | 北ア・前衛の山々
2009年 07月 05日

横通岳 09/07/05

2009年7月5日に、横通岳を訪れた。

常念岳のお隣さん、下界からの眺めはすっきりした姿で、稜線の風景を彩ってくれている、たおやかな山。



横通岳 09/07/05_c0220374_13204653.jpg

隣の常念岳は、山頂がにぎやかな様子、一方、こちらは僕ひとり。


横通岳 09/07/05_c0220374_13215100.jpg

北鎌尾根を眺めて、少しの時間を過ごした。

# by yabukogi | 2009-07-05 20:00 | 北アルプス・常念山脈
2009年 06月 01日

燕岳 09/05/31-06/01

夏のはじめに、企てがあった。

僕は山小屋(営業小屋)にお客として泊まったことがなかったので、静かな時期の日曜日を選んで燕岳に出かけた。小屋泊まり程度の準備と、一応は残雪に備えた装備を携えて。

合戦尾根を登り降りするのは冬も含めて数回目になろうけれど、残雪期は初めてだった。2009年5月31日、朝から本降りの雨。穂高駅から乗り合いバスにて中房温泉に入り、もうひとり、単独男性と前後しながら燕山荘に向かう。谷の底には新緑が降りてきてみずみすしいみどりに染まり、カッパに包まれながらも気持ちのいいハイキング。だが雪がたっぷり残った合戦小屋・合戦ノ頭を過ぎる頃には、身体が冷えきっていた。


ガスも濃い、みぞれまじりの雨の中、稜線に着く。小屋のストーブに温めてもらってから、寝床に案内してもらう。遅れて着いたお客をまじえ、5人だけ、静かな午後を過ごす。


燕岳 09/05/31-06/01_c0220374_13135252.jpg

日没の頃、ガスが晴れて主稜線が姿を見せてくれた。そしてこのあと、天候は回復に向かう。


燕岳 09/05/31-06/01_c0220374_1314638.jpg

翌朝は槍ヶ岳に続く稜線も、拝めた。

# by yabukogi | 2009-06-01 20:00 | 北アルプス・常念山脈
2009年 05月 18日

戸谷峰 09/05/18

いつも来る場所のひとつ、戸谷峰。

ニリンソウの咲き具合を見ようと、2009年5月18日、バスに乗ってぶらぶら出かけた。広葉樹の森を抜け、赤松の尾根を登り、鉄塔のコルを過ぎるとニリンソウが待ち受ける。このときはタイミングよく、満開だった。

戸谷峰 09/05/18_c0220374_1244930.jpg




群生地からひとまたぎで山頂に至る。

戸谷峰 09/05/18_c0220374_125669.jpg


低山ながら、安曇野の平野を挟んで稜線と向かい合う、この眺望。うーん、いい山だ、ここは。

左端は蝶槍の上に南岳、獅子鼻の岩は南を向いてるためか、黒々としている。中央奥に中岳が白く、あの岩塊斜面はまだ雪に覆われているとわかる。大きく常念岳が大喰岳を隠し、右奥に槍ヶ岳が見えている。写真右端には北鎌独標。独標下の白いラインは常念一ノ沢の雪渓部分。5月の中旬でも、「笠原」から「最後の水場」までたっぷり雪があるのだ。

# by yabukogi | 2009-05-18 20:00 | 筑摩山地・美ヶ原
2009年 02月 19日

戸谷峰 09/02/19

戸谷峰は、三才山トンネル西の【野間沢橋】というところから取り付くのだけれど、ほかにもコースがある。これは、品庄沢という小さな谷を詰めて、そしていくつかの薮尾根を辿って歩いた時のこと。


戸谷峰 09/02/19_c0220374_14101710.jpg

下界には春の兆しが見られた日。でも常念も槍も、真冬の姿で聳立していた。


戸谷峰 09/02/19_c0220374_14103122.jpg

ひどい薮漕ぎを覚悟でいたが、赤松林のトゲトゲ下草を除き、おおむねは歩きやすい広葉樹林だった。



この翌日、僕は怪我をして遅い冬眠状態となったのだ。

# by yabukogi | 2009-02-19 19:07 | 筑摩山地・美ヶ原