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2010年 05月 25日

米と1オンス

こころを満たしたければ、1オンスのモルトがあればいい。
しかし、どんなにピュアで上質なモルトでも、腹は満たしてくれないものだ。


これから、さんぽ式ストーブで、飯を炊く。
クッカーに2合の米と460ccの井戸水。

そして、メチルが1オンス。
このとき、付きっきりで火加減の世話をするのではなく、
たったワンアクションの火力調節だけ。
はたして、美味しいご飯は炊けるだろうか?


※炎の様子を観察するため、屋内・ストロボなしで撮影した。
 結果的にレベル補正でハイライト・中間調ともにやや持ち上げてある。



■2010年5月24日 18時43分 屋内気温21.6度 無風

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1オンスのメチル(正確にはエチル/イソブタンイソプロパノール混合)のアルコール燃料は、どんな仕事をしてくれるのだろう。(間違えてイソブタンと記載、馬鹿丸出しである)

>> 続きは、ぶくぶく
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by yabukogi | 2010-05-25 08:35 | 山の道具のこと
2010年 05月 22日

金沢から来た白い奴

うまい。

美味すぎる。死ぬかと思った。

金沢から届いた、白い奴。

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ことの起こりは、こうだ。【アレもほしい☆コレもほしい☆もっともっとほしい】のMr.Jollyが、【雲の上まで行ってきます。】のJun君とふたりで、金沢からうちの近所の涸沢というところまで、おでんを食べに来た。


涸沢というところのおでんはなかなか人気があって、特に夏にはみんな食べに行く。秋になってもみんな食べに行く。食堂前のテント場がいっぱいになるぐらい食べに行く。食べに行くのは不思議でもなんでもないのだけれど、このふたりは日帰りで食べに行った。この辺の人で、つまり松本の人で仕事で用事があって日帰りする人は居るけれど、金沢から日帰りする人は、たぶんあんまりいない。松本の人で仕事で日帰りできるのは、「上高地マイカー規制許可車両」という登録を済ませてあって、要するに釜トンネルも上高地をぶーって走って行けるからだ。クルマで。


あんまり居ないよね、というような内容のことを【やまもげら】のkojiさんと語らっていて、そのスタミナとパワーとフォースはどこから来るのだろう、という疑問が沸いた。するとkojiさんは、「第七餃子だ」と、秘密を教えてくれたのだ。そこで僕がJun君に「第七餃子か?」と尋ねたら、「第七餃子だ」と答える代わりに第七餃子を送ってくれたのだ。


長くなった。僕は時として、いや割と多くの場合、前置きが必要以上に長くなる。Jun君が送ってくれた、というだけで充分なはずなのに、おでんのことから書き始めなければ気が済まなかったみたいだ。たしかにおでんのことから書きはじめることで、すっきりはした。

>> べつにすっきりはしないけど
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by yabukogi | 2010-05-22 08:58 | 喰い物のこと
2010年 05月 19日

さんぽ式ストーブ(R)を検証する

朝から風が吹き荒れている。


庭を転がるバケツやブーツを眺めていたら、ふと思い立った。今のテント(エスパース・ソロ)を使いはじめて1年が過ぎるが、数回の使用機会では常に無風か微風。幸運なことに、強風下で設営したり撤収したりする機会が無かった。ならばこれは良い経験になるだろうと、すぐさま設営を試みる。ペグ打ちに手間取ったりしていると、強風に持って行かれたテントが生け垣に張り付くほどの風である。それでもなんとかかんとか設営を終えると、「ふむ。前室で珈琲でも...」 となるのは当然の成り行きであろう。ということであれば、先日手元に届いたばかりの【さんぽ式ストーブ】の燃焼実験を兼ねて、点火式を行うことに決めた。


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知りたいことが、いくつかあった。もとより加圧して渦を吹き出すサイクロンのストーブではない。ジェット噴流でもない。カーボンフェルトが吸い上げた燃料をちろちろと燃やし、クッカーの底を丁寧に炙ることをミッションとするストーブである。したがって徒にハイカロリーを競うアスリートではなく、まろやかな山のランチの演出家である。精妙に作られたアルコールストーブとして、「使う愉しみ」のような部分を抽出してみたいのである。それでも道具であるからには、一応、次のことを押さえておく。


(1)500ccの湯を沸かすために必要な燃焼時間。
気温は摂氏21.2度(屋内)。春の中級山岳、あるいは夏の稜線の日中の気温といえるだろう。汲み置きの井戸水を使用するため、水温は20度と考えて差し支えあるまい。この条件下で、何分でお湯が沸く?


(2)ストーブを満タンにした場合の、継続燃焼時間。
2オンスのアルコールが入る設計になっているが、継続してどの程度もえつづけるのだろう。珈琲程度か、ランチが可能か?


(3)火力調節の具合。
カーボンフェルトの【芯】を上下させることで火力調節が可能である。その絶妙な機構の、実際の様子を確かめてみたい。

>> すばらしき、ストーブ!
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by yabukogi | 2010-05-19 16:28 | 山の道具のこと
2010年 05月 16日

南を、見えたというのか?

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風薫る五月の週末。信州は好天に恵まれ、お山が呼ぶ。

僕はあいにく仕事尾根から下山できず、最悪の停滞中なのだ。しかししんぼうできなくなって、すぐ裏の丘へゆく。といっても徒歩10分、果樹園の奥の高台から残雪たっぷりの蝶ケ岳を眺める。

蝶の雪型はまだはっきりしないが、あの大斜面で尻セードしたら、キモチイだろうなあ。

>> 何が見えた?
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by yabukogi | 2010-05-16 12:46 | 里から眺める山
2010年 05月 14日

美しすぎるストーブ

山道具と呼ぶには、あまりにも美しすぎる。


オリジナル・モデルでもちろんハンドメイド。個人的な意見ではあるが、その仕上りの精妙さ、そして完成度は他の追従を許さぬレベルである。愛嬌のあるフォルム。磨かれた金属のテクスチャー。どの角度から眺めても、屋外に持ち出すことが躊躇われるような美しさである。さんぽ師匠の手になるこのアルコール・ストーブが、今朝ほど届いたのだ。うれしくてたまらないのだ。

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点火したい。
湯を沸かしたい。

抑えがたい、その誘惑。



一方で永遠に未使用のまま所有したいという、歪んだ欲望。

>> 続き?
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by yabukogi | 2010-05-14 14:34 | 山の道具のこと
2010年 05月 10日

こげこげ、げこげこ

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カレー粉缶のストーブで朝の一合飯を炊く。火力調節が利かないのに?

つまらぬ。
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by yabukogi | 2010-05-10 16:24 | ぶらぶらと歩くこと
2010年 05月 08日

ある朝、畑で飯を炊く

夜明けに目覚めた。


昨日買ってきたトマトの苗を植えなければ。畑の下ごしらえは済んでいる。連休前に堆肥もすき混んで土のコンディションは上々、おまけに昨日の雨が恵みとなって、土にほどよい湿り気をくれただろう。この朝をおいて植え付けにふさわしいときはあるまい。


土にさわると、腹が鳴る。山を歩くのも同じなのだろうか。朝ご飯の用意がまだだったことを思い出すが、炊飯器の無い我が家では、畑の植え付けと台所の飯炊きを同時にこなすのは、無理だ。やむなく、本当にやむなく、畑の片隅で飯を炊く。


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土と向き合えるよう、手間要らず世話なしのアルコールストーブ(トランギア)を持ち出す。ナベはDUGのPOT II、これが2合炊きには最適なのだ。

>>腹が鳴った?
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by yabukogi | 2010-05-08 10:50 | 喰い物のこと
2010年 05月 06日

春鳳凰の花の宴

テン場には、まだたっぷりの雪。
4月の後半のものに加えて、数日前の積雪。
深いところは股まで潜る。


快晴。数時間のハイクの汗を拭う間もなく、幕を張る。
幕を張り、ダブルウオールのものはフライを掛けるまで、飲まない...
いつしか不文律となった鉄の規律を思い出し、
小屋で買ってきたビアを雪に埋める者もいる。


ペグ、どうするだ? 
ガイラインは後でいいよ、今夜は風が吹かねえずら。
勝手なことを言い合いながら、我慢のふたが音を立てはじめる。
照りつける陽射しに、また汗が流れる。


ううう。しんぼう、たまらん!
ぷしゅっ。

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宴のはじまりだ。
思う存分、飲むがいい。
僕は下界からヱビスを持ち上げた。
ウイスキーは、角瓶1本分。



前夜から滞在して、すでに薬師・観音を往復してきたメンバー。
前前夜に入り、この日は鳳凰小屋を発って地蔵から戻るメンバー。
さらに、この時刻から夜叉神をハイクアップしてくるメンバー。


それぞれの行程ながら、ここに集う時間は、宴だ。
僕は信州牛のサーロインを分厚いステーキで4枚、880gを担ぎ上げたのだ。
腐敗せぬよう、自家製の青唐辛子味噌一年熟成ものを薄く塗ってある。
こいつを炙り、焼き、かぶりつき、味わう。

>>腹が減る続き
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by yabukogi | 2010-05-06 09:55 | その他の山域