その男、薮の彼方に消ゆ

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2010年 04月 26日

迫り来る黄金週間

稼ぎに没頭することはしあわせではあるが、限度がある。


2月の終わりごろに山に出かけて以来、休みがない。しごとに追いまくられて、まったくない。だんだん静電気が溜まってきて頭の上から青い火花を飛ばしてるうちに、やがて連休というご褒美が来る。僕にも来る。きっと。連休とはいえ二日ぐらい山に入るのが精一杯だが、それでも限りなく嬉しいことなのだ。


だいたい、泊まりで山に行けるなんて、年に2回か3回。そのひとつがもうすぐ訪れる。だからテントを干したりするだけで、パッキングも済まないうちからよだれが出てしまう。ぐへへ、山だ。山に行けるのだ。歩けるのだ。雪も氷もあるのだ。少しだけでも薄い空気の中で過ごせるのだ。そして大地の上で眠れるのだ。満天の星の下に眠れるのだ。想像するだけで鼻息は荒くなり目は泳ぎ出し落ち着きを失い仕事は手に付かなくなり挙動は不審になる。うれしいのだ。


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もっと?
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by yabukogi | 2010-04-26 11:33 | 書くまでもないこと
2010年 04月 23日

わずかに北の稜線が...

転居した先のボロ家からは、常念も槍の穂先も、まったく見えないのである。


眺められるのは、うらの丘、里山、広葉樹の森、果樹園、そして山裾に広がる田んぼ。地形的に鳥居山という高地の陰になるため、西側の山脈は見えないのだ。まあ、お山が見えると出かけたくなる。仕事に引っ越しに野暮用が溜まってるから、見えると辛い。見えないことを喜ぼうとすねた気持ちにもなる。


階上の窓辺を掃除していて、なんとなく果樹園の様子を眺めていた。その先の丘の向こう、なにやら白い稜線のようなものが見えるではないか。カメラを取りに階段を駆け下りる。あれは?


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見えてる?
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by yabukogi | 2010-04-23 10:58 | 里から眺める山
2010年 04月 19日

水没圏外ほどけた時間

日曜日の朝、携帯電話を水没させる。


顛末はこうだ。新居の厠にて、雲古中に仕事の電話が鳴る。いまはむりだ。来月まで待て。そんなやり取りを終えて立ち上がると、電話機がするりと滑落して地獄の沼の底に墜ちていった。なぜ! 何故水洗レバーを回す前に!? 嗚呼、ここから救出することに何の意味があろう。しかし幕営団の大切な木札ストラップが付いている。


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これは雲古の沼から救出した後にドメスト液に浸して完全殺菌と乾燥を終えたストラップの木札。紐はぼろぼろに崩壊し、木目は白木のように脱色されてしまった。

雲古の沼が好きとか?
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by yabukogi | 2010-04-19 09:40 | ぶらぶらと歩くこと
2010年 04月 10日

オフラインの日々

諸事情あって、棲家が移る。

ルータを外して電話回線も移る訳なのだが、僕が忙しくて移れない。いま叩いているキーボードも、Mac miniも、動かせるどころじゃない。そんなこんなで、しばらくオフラインの日々を過ごすことになる。数日とはいえモデムとかルータの無い部屋で暮らすなんて、たぶん1994年頃を最後に、ずいぶん久しぶりのことではある。仕事になるかどうかも、わからない。



今朝、窓の向こうに常念岳を眺めていた。朝の光が届く前、おだやかな風景だった。

突然、本当に突然、槍の穂先が光りはじめて、となりの大喰岳と大天井も白く輝きはじめた。おおお、と声を上げてカメラが車にあることに気付く。そうか、この窓からモルゲンロートを眺める機会は、もう幾度も無いだろう。長いこと姿を見せてくれた槍の穂先に、合掌する。


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これは夜明けから4時間後。たぶん、ここに載る最後の窓から槍。


みなさん、しばらくさようなら。お元気で。
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by yabukogi | 2010-04-10 10:02 | 書くまでもないこと
2010年 04月 06日

春うらら、カレー臭

山に行けないからといって、腐っていてもしょうがない。

すぐ近くの公園で、珈琲を楽しもう。おどろくほどの量の湧水を吹き出す泉。汲みたての清冽な水。淹れたての珈琲、きっと僕をやすらいだ気持ちにさせてくれるはずだ。

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自作ストーブにケトルを載せる。暖かい風、たっぷりの日差し。やがてケトルが鳴り出す。


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燃料のアルコールが沸騰してる。カレー粉の缶を使ってるものだから、香ばしいカレー臭が漂い流れるのだ。


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今日、信州松本には、ソメイヨシノの開花宣言が出された。これで燕がすぃーっと飛んで、次に草雲雀の声が聞こえたら、らんまんの春だなあ。



まだ咲き残ってる梅の香りも、珈琲の芳しさも、強烈に蹴り飛ばすカレー臭に、万歳。
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by yabukogi | 2010-04-06 22:38 | ぶらぶらと歩くこと
2010年 04月 03日

ガス用の風防自作のこと

ガスを使う時の風防に困っていた。

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テントの前室とか避難小屋の中ならば無用のものだろうが、日帰りの中級山岳で山頂の片隅となると、どうしても風を除ける必要がある。たとえ湯を沸かす程度にしても。

僕はふだん、ありふれたシングルストーブを持つことが多いのだが、地でも153で、ガス缶の真上で火を燃やすという、ある意味思い切った構造のストーブである。これをぐるり360度包囲しまうと、缶が過剰に温められて爆発する。僕も以前にやったし、昨年は直前まで過熱した。別な理由で冬季に水を作ることを考えれば重心が低い方が好ましく、背の高いストーブは精神衛生上もよろしくない。なのだがどの分離式モデルも果てしなく重く、軽量モデルが待たれる。お世話になってる【Trek,Books&Rock'n Roll】のmobydick67さんに教えてもらったのだが、この秋?に【Primus Express Spider】が出回ればあっさり乗り換えてしまうのだけれど。

これはもう発明か?
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by yabukogi | 2010-04-03 13:17 | 山の道具のこと
2010年 04月 01日

増え続けるナベの怪

舌も胃袋もひとつしか持ち合わせていないのだけれど、野外で使うナベが、増えてきた。

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あまり出番も無いのに、増え続けるナベたち。むろん、先輩方のコレクションには遠く及ばない。

ナベは増えるが人生の残り時間は減る一方
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by yabukogi | 2010-04-01 16:02 | 山の道具のこと