その男、薮の彼方に消ゆ

imalp.exblog.jp
ブログトップ
2013年 07月 20日

峠の一夜

夏の一夜を、峠で過ごした。

c0220374_1205531.jpg

あの山の裏側にある、小さな峠に向う。そこで眠るために、僕は荷物を担いで信州まつもとを離れたのだ。





c0220374_1222916.jpg

僕を乗せた列車は、歌の文句とは違って信州から甲州路へと走る。



甲府駅では、しばらく会えずにいた友が迎えてくれた。そして可愛らしいお嬢さんも。芦安でバスに乗り換え、揺られ揺られ久々の広河原。さらに、違うバスで北沢峠へ。

c0220374_1233865.jpg

あの年、冬の小梨平で酌み交わして以来。まずは乾杯。




c0220374_1262226.jpg

すぐる年、残雪の八ヶ岳以来の乾杯。そして乾杯。また乾杯。





c0220374_1271836.jpg

晩ご飯はうどん。お揚げが乗ってるのは、松本の美味い豆腐や【田内屋】さんの筑摩揚げというものを炊いたもの。



c0220374_12105757.jpg

メインディッシュは、途中のコンビニで調達した絹豆腐。



c0220374_1212873.jpg

夜の帳(とばり)が降りて、尽きぬ話を無理矢理切り上げてテントに潜り込む。みんなグッナイ。






朝。
稜線へ、山頂へと向う仲間を見送って、僕はテントをたたんだ。装備をまとめ、山を後にする。

c0220374_12115161.jpg

またバスに揺られ、バスを乗り換え、長い時間を狭い座席で過ごし甲府駅へ。



c0220374_12154414.jpg

遠ざかっていく南アルプスの山並みを肴に、ちび、ちび。



諏訪を過ぎて松本平に入れば、今度は北アの山々に出迎えられて、ウイスキーを飲み干す。
山の神さま、ありがとう。
山の仲間に、ありがとう。




c0220374_13395957.jpg

家に帰って洗濯しながら、庭の菜園から季節の恵みを頂く。
季節の恵みと言えば、そうだ、梅を干し上げねば。



c0220374_12191582.jpg



あれ。

  あ れ れ 。

何故か、このビジュアルが......

いや、去年の梅干づくりとかそういう引っかかり方じゃない。もっと直近、昨日今日の出来事と関わってる。奇妙な既視感に捕われながら、僕は数秒で凍り付いた。










 け、今朝の、峠のテント場....






c0220374_1221132.jpg

完全に一致。
[PR]

by yabukogi | 2013-07-20 13:44 | ぶらぶらと歩くこと


<< 稜線に蒲焼きの香る夜      らっきょうの歌を聴け >>