その男、薮の彼方に消ゆ

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2011年 09月 25日

地熱で蒸しあげた鶏卵の美味さよ

温泉場で風呂番をして居る青年が、僕を呼ぶ。

「いまさん、これ喰ってみろや」


手にすると熱い玉子。温泉卵であろう、そう期待して殻を割ると、予想だにしない煮染め色があらわれる。その魅惑的なまでの照りの誘惑に、僕はあわててかぶりつく。



こ、これは!

口いっぱいに広がるのは、地熱の持つちからそのままをまとった香ばしさ。



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蒸気噴く熱砂に二昼夜を眠った鶏卵は、言葉にあらわせぬぐらい、美味い。






秋空を見上げ、くたびれた旅がらすにも、ふと里ごころ。
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by yabukogi | 2011-09-25 12:30 | 喰い物のこと


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