その男、薮の彼方に消ゆ

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2010年 10月 17日

飽食パラダイス2010

秋の深さは、たとえば蛇口の水の感触で、そのまま冬の近さを教えてくれる。


山の生き物たちも、せっせと冬の長い眠りに備えて栄養と脂肪を貯め込んでいることだろう。僕にももうすぐ冬が来るのだ。凍てつく信州の空気の中に、数ヶ月を過ごすのだ。


高菜漬けのストックが切れた。庭の青唐辛子で味付けしてみよう。

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 ◆付記
 僕の食卓に、高菜漬けは何が何でも必要で、白いご飯の時と豚骨ラーメンのトッピングには欠かせないのだ。さらに言うなら、ギアラックの片隅の食料ボックス、ただの段ボールだけれども、この中には【マルタイの棒ラーメン屋台九州味】が1ダースくらいは常備在庫されていなければならんのだ。




刻んで、刻んで、涙を拭いながら。
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たっぷりのごま油で炒める。
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高菜も投入。
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いい香りが立ちのぼってきた。
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うん、完成だ。
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左が青唐辛子バージョン。右は赤いタカノツメで。青唐辛子の方は、美味すぎてすぐになくなってしまう。

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お約束の、豚骨ラーメンとの饗宴だ。響き合うから響宴か。青ネギが無いが、しかし白ネギを入れる訳にもいかない。

 ◆付記
 前にも書いてひんしゅくを買ったのだけれど、ラーメンには白いネギを入れてはならない。ラーメンのスープが白くなければならないように、北アルプスに降る雪が白くなければならないように、コショウは白だ。しかし、ネギだけは、ネギだけは青々として緑々しい小ネギを刻んで投入しなければならんのだ。

また、上の調理盛り付け例のような写真に茶色い泥状の物体が見える。これは豚肉の細切れというやつを、香辛料とラー油で炒め回し味をととのえ、さらに名古屋の八丁みそと信州田舎みそをブレンドしたものを加えてさらに炒め、冷めたところで少量の田舎みそを腐敗防止に加えてあるものだ。つまり肉味噌というやつで、ラーメンを激しく美味くする。




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完食。



そういえば、にんにくオイルも切れてる。地物のにんにくでこしらえよう。
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EXバージンオイルをたっぷり。

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タカノツメを入れて。お! これも青唐辛子バージョンがいけそうだ。数日中にトライだ。

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ボトルに保存。家族に消費されてしまうから、隠しておこう。

 ◆付記
 この地中海風の香りを放つにんにくオイルは、用途の幅が広い。たとえばチーズを載せて焼いたバゲットを想像したまえ。ここにタラーリタラリンチョス、このオイルをたらす。あるいは、塩こしょうだけでソテーした豚の厚切りロース肉を思い浮かべたまえ。ここに味わいタラリンチョス、よだれが出るではないか!




庭の紫蘇の実、遅く蒔いたせいでいまごろ収穫。醤油漬けにする。日本酒に合うのだよ、これが。
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湯がいて灰汁抜きすると香りも消し飛んでしまう。塩揉みして灰汁を抜く。

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酒、醤油、みりん、蜂蜜、タカノツメ、梅酢のタレで...


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数日漬け込んでみよう。

 ◆付記
 この紫蘇の実漬けは、酒のアテばかりではない。白い山盛りご飯、名付けて「純白の常念」に添えてみよう。ご飯の進むこと、たしかである。いや、これは誤った例えである。高く盛ったご飯にたっぷり載せれば、厳冬期でも雪をまとわず岩肌をむき出しにしたジャンダルムのようではまいか。岳人、いずくんぞ是を喰らわんや。



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親戚の山仕事を手伝ったら、なんだかキノコのようなものをたくさん拾った。ホイルに包んで炭火に載せて...。 酒は何を合わせようか。まだ午後早いというのに、待ちきれない。

 ◆付記
 この香り高いへのこ様の菌糸体は、どうやら酩酊作用があるようだ。かぶりついている最中から目眩はげしく、うわごとのように奇声を発する。
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by yabukogi | 2010-10-17 14:48 | 喰い物のこと


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