2010年 05月 22日

金沢から来た白い奴

うまい。

美味すぎる。死ぬかと思った。

金沢から届いた、白い奴。

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ことの起こりは、こうだ。【アレもほしい☆コレもほしい☆もっともっとほしい】のMr.Jollyが、【雲の上まで行ってきます。】のJun君とふたりで、金沢からうちの近所の涸沢というところまで、おでんを食べに来た。


涸沢というところのおでんはなかなか人気があって、特に夏にはみんな食べに行く。秋になってもみんな食べに行く。食堂前のテント場がいっぱいになるぐらい食べに行く。食べに行くのは不思議でもなんでもないのだけれど、このふたりは日帰りで食べに行った。この辺の人で、つまり松本の人で仕事で用事があって日帰りする人は居るけれど、金沢から日帰りする人は、たぶんあんまりいない。松本の人で仕事で日帰りできるのは、「上高地マイカー規制許可車両」という登録を済ませてあって、要するに釜トンネルも上高地をぶーって走って行けるからだ。クルマで。


あんまり居ないよね、というような内容のことを【やまもげら】のkojiさんと語らっていて、そのスタミナとパワーとフォースはどこから来るのだろう、という疑問が沸いた。するとkojiさんは、「第七餃子だ」と、秘密を教えてくれたのだ。そこで僕がJun君に「第七餃子か?」と尋ねたら、「第七餃子だ」と答える代わりに第七餃子を送ってくれたのだ。


長くなった。僕は時として、いや割と多くの場合、前置きが必要以上に長くなる。Jun君が送ってくれた、というだけで充分なはずなのに、おでんのことから書き始めなければ気が済まなかったみたいだ。たしかにおでんのことから書きはじめることで、すっきりはした。






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また脱線しかけたから話を戻すと、要するにJun君が送ってくれた【第七餃子】というものを、焼いてみたわけだ。焼いてみただけではなくて、当然味わって、ふつう餃子を味わう時は必ずご飯かビールを添えるように、僕もぷしゅっとやった。世間では、ビールを楽しむために「餃子でも、頼む? 2人前?」なんて会話を交わすけれど、この時はまったく逆で、餃子を楽しむために、ビールでも飲む? という感じでぷしゅっとやった。主従が逆転していた訳だ。うちの冷蔵庫にはヱビスと金麦が冷やされていて、ヱビスは、僕は僕の師匠の茶柱先生と飲む時しか飲まないことに決めている。だからこの時は金麦だった。だから正確には「ビールを...」と書くのは可笑しいのだけれど、ここではビールのことを書きたいのではなくて、第七餃子だ。また脱線しかけた。ごめんなさい。


ちょっと待って。ここで話を戻してしまうと、じゃあヱビスは何なの? ということになりかねないから一応書いておくと、これは家人のだ。このひとはエンゲル係数を持ち上げてくれるひとで、ほとんどはワインとチーズとヱビスに費やしてる。まあ、稼ぎが僕なんかよりずっと多いからしょうがないのだけれど。

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ああ...。焼けた。



ほとんどが暴徒と化したこどもたちの胃袋に持って行かれてしまったけれど、僕も堪能したのだ。特別なラー油を添えよう、と角屋の黒ごま仕立てのラー油まで用意して。ほんとうに死ぬかと思うぐらい、美味かったのだ。


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ものすごく個人的な体験だから書かないつもりだったのだけれど、山を歩くこともひとしく個人的ないとなみであることに気が付いて、書いてみた。ほんとうに死ぬかと思うぐらい、うまかったんだ。
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by yabukogi | 2010-05-22 08:58 | 喰い物のこと


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