2010年 03月 08日

モヤシライフ、第二章

僕の野菜生活は、続いている。

肉と米飯、そしてウイスキーを中心とした食生活からシフトしたモヤシライフは、第二章を迎える。アウトドア4コマ漫画を描いておられるGgreen画伯は、この食のシフトを【転食】と呼んでくれた。良い響きではないか。カーボンからファイバーへ、決意もあらたな転食宣言である。

医師の冷ややかな視線。彼が示す紙切れに書かれた数字。冬用ウエアのウエストの問題。身体感覚として自覚していた重さと苦しさ。そして決定的だったのは昨年10月に撮られた僕自身の様子。加えるならば、美しい看護師が良い香りを振りこぼしながら口を滑らせた「肥満」という言葉。そのどれもが、きっかけと呼ぶには充分だった。僕は、重たくない身体を手に入れるために、野菜を食べているんだ。そしてその向こうには、逆三角形のボディと言うゴールイメージも在る。

夕食時には、2袋の豆モヤシを茹でる。キャベツ半玉もざく切りにして湯がく。そのほかメカブやモズクやワカメも、たっぷりといただく。しかしこれではバリエーションに乏しい。

そこで蒸し器を使用することにした。





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蒸し上げる! 大皿に盛り上げられた巨大サツマイモ、カボチャ。オイルもソルトもフリーである。もちろん全部食すとカーボンが多すぎる。それ以前に、そんなには喰える訳がない。家族全員分である。

この日。珍しくモヤシを休んだ。いささか飽きていたのである。そのかわり、キャベツを丸まる一個、手割きにして蒸し上げる。

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茹でた場合と比べれば、食感に勝る。甘みも強いようだ。わずかにポン酢をふりかければ、良いおかずになる。このとき、無防備にごま系とろ〜りドレッシングを所望してしまうのだが、アレはマヨベースだから危険も潜む。せっかくの蒸しキャベツに高カロリーなドレッシングではいけないのだ。

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春キャベツの蓼科盛り。【蓼科盛り】と言うのは、酒ばっかり飲んで山ばっかり遊び歩いてるお人の飯の盛り様である。このお人は、どんぶりに飯を、こうして盛り上げて召し上がる。僕は春キャベツを盛り上げる。神さまはたぶん公平で公正で、やがて年齢の差を逆転した「体型の差」というものが出るだろう。そしたら、このお人と北岳を一緒に登るのだ。このお人が大樺沢の二股あたりでひいひい泣いている頃、僕はもう八本歯のコルで雲海を眺めて高笑いしてやるのだ。

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蒸し器の効用にも気が付いた。パウチされた薫製肉(子供たちのおかずだ)を温めるにも良い。カップを載せれば、ウイスキーはお湯割りになる(週末だけのささやかな愉しみだ)。
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by yabukogi | 2010-03-08 17:59 | 喰い物のこと


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